10 mai - 22 juin 2014
🏡  Grand Palais グラン・パレ(Monumenta第6回展、イリヤ & エミリア・カバコフによる《不思議な都市》展の一環として)






Minimenta 


「芸術は、私たちの考え方、夢の見方、行動の仕方、思索の仕方を変えることができる。
それは、私たちの生き方をも変えることができる。」― イリヤ & エミリア・カバコフ

本インスタレーションは、パリ国立高等装飾美術学校とグラン・パレ(RMN)との協力により制作されました。

本作は、カバコフ夫妻の《不思議な都市》を問い直す提案として展開しました。その作品は、理想都市を描きながらも、巨大な白い壁に囲まれているのです。この特徴は、トマス・モアのユートプスに見られるように、ユートピアと孤立主義が結びつく世界的な傾向を示唆しています。

グラン・パレで展示された本作は、この逆説的な理想の場の運動を再演しようとしました。青々とした芝生と色鮮やかな花々に彩られた小さなエデンの園を提示しつつ、その入口は巨大な工事用フェンスで塞がれており、都市的な静物画のエコーとして機能しました。


コンセプト: アリックス・シュモン & トマ・ヴォーティエ
制作: カミーユ・アスティエ、カンタン・アスティエ、マルゴー・ビグー、トミー・ブジェ、ヴィクトール・カルスー、ロール・クザン、ポーリーヌ・フルモー、フロール・ジェルヴェ、キアナ・ユベール=ロー、フローラ・ロードラン、ピエール=マリー・ラザロー、ティファニー・ルモワーヌ、アルバンヌ・モニエ、アントワーヌ・パントゥ、ユーゴ・セルヴァナン、アリックス・シュモン、トマ・ヴォーティエ