物見 I, ヴィラ九条山









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物見 II, 京都市立芸術大学






物見 III, Bridge Studio, Nuit Blanche Kyoto









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物見, アルル国立高等写真学校












2023年12月7日
🏡 ヴィラ九条山
2024年2月7日〜11日
🏡 京都市立芸術大学
2024年9月28日〜10月26日
🏡 Bridge studio, Nuit Blanche Kyoto
ブリッジスタジオ、ニュイ・ブランシュ京都
2024年9月30日〜12月20日
🏡 アルル国立高等写真学校
🏡 ヴィラ九条山
2024年2月7日〜11日
🏡 京都市立芸術大学
2024年9月28日〜10月26日
🏡 Bridge studio, Nuit Blanche Kyoto
ブリッジスタジオ、ニュイ・ブランシュ京都
2024年9月30日〜12月20日
🏡 アルル国立高等写真学校
Monomi 物見
「Monomi」は、パフォーマンス、展覧会演出、そして茶の湯の交差点において、新しい現代的な儀礼性の創造を探るプロジェクトです。美術作品を扱うプロトコルとして構想され、本作は「Cérémonie d’objets(オブジェの儀式)」(2016–2018)の再活性化から生まれました。パフォーマンス、展示、映像などその多様な形態は、会場や協働者によって常に変化し、ジェスチャーや舞台装置を再発明しながら、観照にふさわしい懸垂した時空を生み出します。
Monomi III
2024年9月28日 – 10月26日
ブリッジ・スタジオ(京都) – ニュイ・ブランシュ京都2024
「Monomi」の第三章は、ニュイ・ブランシュ京都2024の一環として発表され、2023年のヴィラ九条山で始まった探求をさらに展開しました。Disconoma が JN. Mellor Club と協働して構想したこの作品では、茶会(chakai)をオブジェの出現と操作の様式として用いました。カリーヌ・アラビアンとフランク・ブレによって本作のために特別に制作された革のオブジェ/ツールは、記憶の遺物と日本の伝統工芸の現代的再解釈のあいだを揺れ動きます。
今回のシナリオは「箱の間」(hakonoma)と呼ばれる中心的な要素を取り囲むように展開します。伝統的な床の間に着想を得たこの装飾家具は、それ自体が作品であると同時に、JN. Mellor Club のオブジェ/ツールを保護・輸送・展示するための機能装置でもあり、各箱はその内容に合わせて調整されています。本作のために特別に制作されたこの家具は、形態・機能・環境の相互関係に対する細やかな配慮を体現しています。設置場所は歴史を帯びた京都の町家「Bridge Studio」であり、現代的なプロジェクトを受け入れるために改装された空間です。
演出は、音楽(Drella)、照明、振り付けられた所作を組み合わせ、茶道の作法に着想を得たドラマトゥルギーを生み出しました。オブジェの提示から操作、照明、収納に至る各瞬間が儀礼化されたシークエンスとなり、所作と素材が対話を繰り広げます。伝統的要素と現代的要素の結合は、オブジェとその使用の新たな観照を促すと同時に、集合的状況における存在や循環を問いかけます。
このパフォーマンスを通じて、「Monomi」は「非作品化(désœuvrement)」の論理に従い、従来の目的を剥ぎ取られた美術作品を、所作・素材・空間の対話の口実として提示します。茶会、現代舞台装置、振り付けられた操作を取り入れることで、このプロジェクトは伝統的なカテゴリーを超え、出来事と未完、可視と不可視のあいだに揺れる中間領域に身を置きます。日本の伝統的実践と現代西洋の芸術的思索を結ぶこの超文化的アプローチは、使用・伝承・時間性の概念を問い直します。「Monomi」は、即興に開かれた所作、再発明に開かれたオブジェ、再読に開かれた空間を通じて、相反するように見える実践や感性のあいだに架け橋を築き、それらが実は世界との新たな関係を探る深い収斂を明らかにします。
コンセプト・所作・舞台美術・映像:Disconoma(ファニー・テルノ & トマ・ヴォーティエ)、原案:トマ・ヴォーティエ
革のオブジェ/ツール:JN. Mellor Club(カリーヌ・アラビアン & フランク・ブレ)
音楽監修:Drella